- 2026/02/02 掲載
香港証券監督当局、IPO申請の「重大な不備」指摘 監視強化へ
[香港 30日 ロイター] - 香港の証券監督当局は30日、香港での新規株式公開(IPO)申請に「重大な不備」が確認されたとして監視を強化し、一部申請の審査を停止するとともに、銀行に対し手続きの見直しを指示したと発表した。
証券先物委員会(SFC)と香港取引所(HKEX)は、13の上場スポンサーに対し包括的な見直しを求め、必要な基準を満たしていないと判断した16件の申請の審査を停止した。
ロイターは、SFCとHKEXが昨年12月に、IPO申請準備を行う投資銀行に対し、提出書類が基準を満たしていることを確認するよう書簡で要請したと報じていた。
SFCは30日、書簡を受領した銀行およびその他数行に対し、3カ月以内に手続きの「包括的な見直し」を完了するよう要請したと発表した。銀行名は明らかにしていない。
昨年に世界の資金調達拠点ランキングで首位となった香港は上場申請が急増し、銀行が業務に追われ対応しきれないという課題に直面している。
SFCの梁鳳儀(ジュリア・リョン)最高経営責任者(CEO)は声明で、「上場プロセスにおけるスポンサーのゲートキーパー的役割は、香港の資本市場の質を維持する上で極めて重要だ。取引量の追求に躍起になるあまり、その役割が損なわれている可能性がある」と述べた。
SFCは、業務が引き続き不十分と見なしたスポンサーの業務範囲と、処理できる申請件数を制限する可能性があると警告した。
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