• 2026/02/02 掲載

オラクル、2026年に最大7兆円調達へ クラウド事業拡大に向け大規模投資

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オラクルは2026年2月1日、同社のクラウド基盤「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」の拡張に向け、2026年(暦年)に総額450億~500億ドル(約6兆8,850億~7兆6,500億円)の資金を調達する計画を公表した。資金は、OCIの主要顧客との契約に基づく需要に対応するための追加設備容量の整備に充てるとしている。
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(Photo:JarTee / Shutterstock.com)
 調達手段は負債と株式を組み合わせる方針で、規模は同期間の総調達額の範囲として示された。計画では、資金のおよそ半分を株式関連の手段で確保し、株式連動型証券および普通株式の発行を含む。普通株式については、市場での取引価格に基づき段階的に売却する「アット・ザ・マーケット(ATM)」方式のプログラムを最大200億ドル(約3兆600億円)の枠で用意するとしている。残る約半分は、投資適格の無担保シニア債の発行で賄う方針を示し、2026年の早い時期に実施するとした。

 オラクルは、こうした資金計画により投資適格の財務基盤を維持しつつ、OCI事業の拡大を進めるとしている。OCIは、企業向け基幹業務システムやデータ分析、AI基盤として実際に利用されており、公開されている導入事例としては、Zoom Video Communicationsが自社サービスの一部インフラにOCIを採用しているほか、オラクル自身のクラウド型ERPやデータベースサービスもOCI上で提供されている。医療分野では、Oracle Cernerの電子カルテ(EHR)システムがOCI上で稼働する事例が公式に公表されており、医療機関の基幹業務インフラとして利用されている。

 日本企業の事例としては、富士通がグローバルで提供するクラウドサービス「Fujitsu Uvance」の基盤にOracle Alloyを導入し、OCIのサービス群を顧客向けに提供している。また、トヨタ自動車は研究開発分野において、大規模なシミュレーション処理をOCI上のHPC環境で実行しており、日本国内においてもOCIが実運用の業務基盤として活用されている。

注:参考レート:1ドル=153円換算(日本銀行公表の2026年1月29日時点の対ドルスポット相場を基に編集部算出)。

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