- 2026/02/19 掲載
ラガルドECB総裁、職務に専念と同僚らに伝達 即時退任の意思なしと示唆
[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が同僚らに対し、自身は引き続き職務に専念しており、退任する場合には真っ先に知らせると伝えていたことが分かった。関係筋4人がロイターに明らかにした。
私的なメッセージを受け取った同僚らは、直ちに退任する意思はラガルド氏にないと解釈しているものの、早期退任の可能性を完全に排除するものではないと述べた。
英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は18日、マクロン仏大統領がECB総裁の後任選びに関与できるようにするため、ラガルド氏が来年4月の仏大統領選前に退任することを希望していると伝えた。
関係筋がロイターに明らかにしたところによれば、ラガルド氏は同日中に同僚の政策当局者に対してメッセージを送っていた。
ECBの広報担当者はコメントを控えた。
フランス銀行(中央銀行)のビルロワドガロー総裁も先週、辞任の意向を表明した。これにより、マクロン氏は次期仏中銀総裁を指名できる可能性がある。ECB当局者らは非公式に、ビルロワドガロー氏の辞任とラガルド氏のメッセージは、大統領選の結果にかかわらず、能力と独立性を備えた中央銀行家を確保したいというフランス側の意向を反映しているとみている。
これに対し、フランスの極右政党「国民連合(RN)」は、一連の動きを非民主的だと非難している。世論調査では、極右指導者のマリーヌ・ルペン氏やその側近のジョルダン・バルデラ氏が次期大統領選で勝利する可能性がある。
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