- 2020/07/27 掲載
マスク着用が旅行需要の回復支援=米ユナイテッド航空CEO
ユナイテッド航空は、第2・四半期に前年比87%減となった売上高は次第に2019年の水準の約50%まで回復し、新型コロナワクチンが供給されるまで同水準が維持されると想定。カービーCEOは「50%水準まで回復するには、自動車で13時間移動するよりも飛行機を利用するほうが安全であることを理解してもらう必要がある」と述べた。
ユナイテッド航空は同日、利用客に対するマスク着用義務を拡大し、機内だけでなく空港内でも適用すると発表した。2歳以下の子どもを除く全ての人が対象となり、24日から実施するという。
またカービーCEOは1日当たりの現金流出額が第2・四半期の4000万ドルから第4・四半期には1500万─2000万ドルに減少するだろうと指摘。ただ現金流出が止まるには、4─6月期に史上最大の落ち込みとなった需要が50%減まで回復するかどうかにかかっているとした。
さらに米国で新型コロナウイルス感染者が急増し、一部の州で経済再開計画が縮小されたため、第2・四半期末にかけて高まった需要回復への期待が後退したと語った。
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