- 2020/07/27 掲載
米AT&T、第2四半期は携帯契約純減 メディア部門もコロナ打撃
午前の取引で株価は約2%下落している。
第2・四半期は、月額料金を支払う携帯電話契約者数が15万1000人純減。これには新型コロナの影響で支払いができなくなったものの、連邦政府の支援策で回線を維持した33万8000人も含まれる。
ファクトセットの予想では6800人の純増だった。
有料ケーブルチャンネル「HBO」などを手掛ける傘下のワーナーメディアは売上高が22.7%減の68億ドル。映画館の閉鎖が続く中、話題作「テネット」などが公開延期を余儀なくされた。新型コロナによる同部門への影響は15億ドルに上った。
衛星放送「ディレクTV」などの契約者数は88万6000人減少した。
HBOと5月にサービスを開始した動画配信サービス「HBOマックス」の契約者数は3600万人で、第1・四半期の約3300万人から増加した。
総売上高は約9%減の410億ドル。リフィニティブのアナリスト平均予想は411億ドルだった。
一時項目を除く利益は1株当たり0.83ドルで、アナリスト予想の0.79ドルを上回った。
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