- 2020/07/29 掲載
米株反落、コロナ禍受けた消費者心理や企業業績の悪化で
企業決算が嫌気され、複合企業スリーエム(3M)
朝方発表された7月の米CB消費者信頼感指数は92.6と、前月の98.3(上方改定)から低下。米全土で新型コロナ感染者が急増していることを受け、米経済の回復が脅かされている。
米上院共和党は前日、総額1兆ドル規模コロナ追加対策法案を発表。7月末で期限が切れる失業保険の特例加算については、上積み額を現行の週600ドルから400ドル減額し、200ドルとする。
企業決算やコロナ経済対策に加え、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果も注目される。ウェルズ・ファーゴのシニア世界市場ストラテジスト、サミール・サマナ氏は「これら3イベントのいずれかをきっかけにボラティリティーが高まる可能性があるため、利益を確定するには悪い時期ではないだろう」と述べた。その上で、FRBが「プラスのサブライズをもたらすことは極めて難しい」との見方を示した。
S&P主要11セクター中、下げが目立ったのは素材<.SPLRCM>、エネルギー<.SPNY>、一般消費財<.SPLRCD>。一方、ディフェンシブ銘柄とされる不動産<.SPLRCR>や公益<.SPLRCU>、主要消費財<.SPLRCS>は上昇した。
製薬ファイザー
また、週内に発表されるアップル
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.25対1の比率で上回った。ナスダックでも1.97対1で値下がり銘柄数が多かった。
米取引所の合算出来高は92億8000万株。直近20営業日の平均は105億6000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 26379.28 -205.49 -0.77 26529.4 26556.8 26361.7 <.DJI>
5 4 1
前営業日終値 26584.77
ナスダック総合 10402.09 -134.18 -1.27 10509.2 10523.6 10397.8 <.IXIC>
0 4 7
前営業日終値 10536.27
S&P総合500種 3218.44 -20.97 -0.65 3234.27 3243.72 3216.17 <.SPX>
前営業日終値 3239.41
ダウ輸送株20種 9696.55 -120.87 -1.23 <.DJT>
ダウ公共株15種 825.47 +12.45 +1.53 <.DJU>
フィラデルフィア半導体 2060.40 -44.22 -2.10 <.SOX>
VIX指数 25.44 +0.70 +2.83 <.VIX>
S&P一般消費財 1118.41 -13.90 -1.23 <.SPLRCD>
S&P素材 383.66 -8.57 -2.18 <.SPLRCM>
S&P工業 605.24 -4.02 -0.66 <.SPLRCI>
S&P主要消費財 641.87 +1.89 +0.30 <.SPLRCS>
S&P金融 398.45 -1.13 -0.28 <.SPSY>
S&P不動産 222.85 +4.48 +2.05 <.SPLRCR>
S&Pエネルギー 279.73 -4.98 -1.75 <.SPNY>
S&Pヘルスケア 1231.63 -1.76 -0.14 <.SPXHC>
S&P通信サービス 188.15 -1.75 -0.92 <.SPLRCL>
S&P情報技術 1857.09 -22.95 -1.22 <.SPLRCT>
S&P公益事業 307.22 +4.71 +1.56 <.SPLRCU>
NYSE出来高 7.71億株 <.AD.N>
シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22535 - 75 大阪比 <0#NK:>
シカゴ日経先物9月限 円建て 22515 - 95 大阪比 <0#NIY:>
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