- 2020/07/29 掲載
英アームの中国合弁従業員、親会社が顧客に契約解消圧力と訴え
安謀中国の経営を巡る現地と親会社のあつれきが表面化したのは今年6月。安謀中国を共同所有するアームと厚朴投資(Hopu Investments)が、安謀中国のアレン・ウー最高経営責任者(CEO)の解任を試み、安謀側がこれを拒否して、ウー氏は職務にとどまっている。アーム側は、内部からの情報に基づく調査でウー氏に重大な不適切行為があったことが分かったと説明していた。
こうした中で安謀中国の従業員約200人が署名した書簡が、メッセージアプリの微信(ウィーチャット)で公開され、アームと厚朴の役員が安謀中国の顧客に接触し、既存契約を見直すか打ち切るよう強要したと明らかにした。
書簡によると、何人かのアームと厚朴の幹部は安謀中国の従業員にも電話を通じて「威嚇や嫌がらせ」を行ったという。
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