- 2020/08/26 掲載
米CB消費者信頼感、8月は2カ月連続で低下 6年超ぶり低水準
ロイターがまとめたエコノミスト予想は93.0だった。
現況指数は84.2と前月の95.9から低下。期待指数も85.2と前月の88.9から低下した。
コンファレンスボードの経済指標担当シニアディレクター、リン・フランコ氏は「現況指数が大幅に低下し、ビジネスや雇用の環境も悪化した」と指摘。個人消費は過去数カ月間で改善したものの、経済見通しなどを巡って不安が高まっていることから、今後は冷え込みが予想されると述べた。
MUFGのチーフエコノミスト、クリス・ラプキー氏は「消費者の不安は通年で最も高く、経済が持続的に回復するとの見方に冷や水を浴びせている」と語った。
職が十分とみる向きは前月の22.3%から21.5%に低下。就職が困難とみる向きは前月の20.1%から25.2%に上昇した。この結果、双方の差は前月のプラス2.2からマイナス3.7に悪化した。この指標は労働省が発表する雇用統計の失業率との相関性が高い。昨年8月にはプラス38.3を付けていた。
1年先のインフレ期待は6.0%と、前月の6.1%から低下した。
所得が今後増加すると予想する向きは全体の12.7%と、前月の14.8%から低下。一方、所得の減少を見込む向きは16.6%と、前月の15.8%から上昇した。
*内容を追加しました。
PR
PR
PR