- 2020/09/10 掲載
ANA、10月の国内線減便率は43% 需要伸び悩み9月も追加減便
緊急事態宣言と重なったゴールデンウィークに大きく落ち込んだ旅客需要は、夏季休暇がある8月にかけていったん持ち直したが、9月以降、伸び悩み傾向が継続している。
ANAは、9月22日ー30日の国内線9路線・22便を追加減便・運休する。同時に発表した10月の国内線減便数は、98路線・9984便で、減便率は43%となっている。
日本航空は、10月1日―15日の国内線において81路線・4390便を減便・運休する。同期間の減便率は34%。
国内の需要喚起策「GoToトラベルキャンペーン」について、政府は10月1日から東京都を追加する検討に入ったと一部のメディアが報じた。ANA広報担当者は「(東京都の追加で)予約数は増える傾向にあると思うが、現時点で伸びは減退している」と述べ、今後同キャンペーンが旅客需要に与える影響は、今の段階で算定できないとしている。
(新田裕貴)
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