- 2020/11/11 掲載
青山商事、希望退職400人募集=全社員の1割、コロナで苦戦
紳士服大手の青山商事は10日、全社員の1割に当たる約400人の希望退職者を募集すると発表した。新型コロナウイルスの影響で業績が悪化しており、人員適正化と年齢構成の調整が必要だと判断した。
対象は来年3月末時点で40歳以上63歳未満で、勤続5年以上の正社員と無期契約社員。経営不振の責任を取り、既に減額している役員報酬をさらに削減する。75店舗程度の追加の閉店計画についても近く発表する。
同社では新型コロナ拡大に伴い、在宅勤務が増えてスーツの販売が減少し、業績が悪化。10日発表した2020年9月中間連結決算は、純損益が169億円の赤字(前年同期は64億円の赤字)だった。
【時事通信社】
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