• 2020/11/26 掲載

ガソリン、10週ぶり値上がり=減産継続とワクチン期待で

時事通信社

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資源エネルギー庁が26日発表したレギュラーガソリン1リットル当たりの店頭価格(24日時点)は全国平均で前週比60銭高の133円10銭で、10週ぶりの値上がりとなった。産油国の協調減産継続や新型コロナウイルスワクチン開発への期待で原油価格が上昇したことが要因。

地域別では、35都道府県で値上がり、10県で値下がりした。横ばいは2県。上げ幅は山口の2円20銭が最大で、愛知の2円10銭が続いた。沖縄では30銭値下がりした。

調査した石油情報センターによると、欧州を中心とした新型コロナ感染再拡大の影響でガソリン価格は下落が続いていたが、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」は2021年1月以降も協調減産の規模を維持するとの見方が強まっている。加えて、コロナワクチン開発への期待で原油価格が上昇し、元売り会社が卸価格を引き上げたことが店頭価格に反映された。

【時事通信社】

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