- 2020/11/26 掲載
外食各社、東京・大阪で時短営業=牛丼チェーンは酒販売休止
東京都や大阪府が、酒類を提供する飲食店などに営業時間の短縮を要請すると発表したことを受け、外食各社は大阪で27日、東京で28日から順次時短営業を始める。牛丼チェーンは酒類の販売を一時休止することで深夜営業を続け、売り上げの減少を最小限にとどめる方針だ。
東京は午後10時まで、大阪は大阪市北区と中央区で午後9時までの時短営業を要請。すかいらーくホールディングスは、ファミリーレストラン「ガスト」などの都内約600店と、大阪市内の7店で閉店時間を繰り上げる。
牛丼チェーンのすき家と吉野家は、東京と大阪市内の対象地域で酒類販売を原則休止とする。松屋フーズは都内で午後10時から翌午前5時まで酒類の販売を取りやめる。
いずれも営業時間は変えず、「夜間の需要に応えるためできる限り営業を続ける」(大手チェーン)という。雇用を維持する狙いもある。
【時事通信社】
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