- 2020/12/02 掲載
米下院、中国企業の米上場巡る規制案を週内可決の見込み=関係筋
同法案の下、3年連続で米公開会社会計監視委員会(PCAOB)の監査基準を順守できなければ、米国内の証券取引所での上場が禁じられる。
下院での採決は2日夜に予定されており、議会関係者によると、超党派の支持を得ているという。中国の事業および貿易慣行に対する強硬措置を盛り込んだ法案は通常、米議会で圧倒的賛成多数で可決される。
上院のジョン・ケネディ議員(共和党)とクリス・バン・ホーレン議員(民主党)が共同提出した同法案は5月に上院で全会一致で可決されているため、下院で可決されればトランプ大統領に送付される。
状況に詳しいある関係者によると、下院で可決されればトランプ大統領は署名する見通し。
法案は上場企業に対し、外国政府によって所有や管理がされていないかの開示も義務付ける。
米国内に上場している中国企業のアリババ、中国電信(チャイナテレコム)、中国移動(チャイナモバイル)は米国の規制に3年連続で従わなければ上場廃止となる。
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