- 2020/12/10 掲載
カナダ中銀、政策金利据え置き ワクチン配布動向など見極めへ
新型コロナウイルスのワクチン開発が進展しており心強いとしながらも、ワクチンの世界的な配布を巡って不確実性が根強いと指摘。第4・四半期の経済の勢いは10月時点での見立てよりも強まっているもようだが、コロナ感染が過去最悪の水準に達していることから、来年第1・四半期の成長は圧迫される見通しとした。
TDセキュリティーズのカナダ担当チーフストラテジスト、アンドリュー・ケルビン氏は「中銀の決定に特に驚きはなく、新型コロナが経済に及ぼす影響やワクチンの配布動向を見極めたいということだろう」と述べた。
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