• 2020/12/29 掲載

21年円相場、1ドル・100円突破も=前半は買い圧力強く

時事通信社

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2021年の東京外国為替市場は、円高基調が当面続きそうだ。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて米国の金融緩和は長期化する見通し。さらにコロナ変異種の広がりで世界経済の回復が遅れれば、リスク回避の円買いが進み、年前半に節目となる1ドル=100円を突破するとの見方もある。

20年の円相場は2月に112円程度まで下落した後、3月に市場の混乱を背景にリスク回避の円買いが進み、取引時間中に101円台半ばの高値を付けた。その後も米連邦準備制度理事会(FRB)の緩和方針を受けて円高基調は続き、12月28日午後5時時点では103円46銭だった。

21年前半も円高・ドル安基調の継続を想定する声が多い。諸我晃あおぞら銀行チーフ・マーケット・ストラテジストは「コロナ変異種拡大などで市場がリスク回避に大きく傾けば、一時的に99円台もあり得る」とみる。

一方、開発されたワクチンが普及して米経済が年後半にかけてシナリオ通りに回復すれば、次第に円高圧力は弱まるとの見方も根強い。唐鎌大輔みずほ銀行チーフマーケット・エコノミストは「一年を通せば、円高とも円安とも言えない年になるのではないか」と指摘する。

【時事通信社】

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