- 2020/12/30 掲載
コロナに「振り回された」=ゲスト抜きで式典―東証大納会
日本取引所グループ(JPX)は30日、傘下の東京証券取引所で2020年の取引を締めくくる大納会の式典を開いた。新型コロナウイルス対策として例年数百人に上る参加者が約40人に絞られる中、JPXの清田瞭最高経営責任者(CEO)はあいさつで、「コロナに振り回された」と20年の相場を振り返った。
02年以降恒例となった著名人ゲストの参加も見送られ、大納会は異例の静けさ。コロナ禍に伴う世界的な金融緩和や財政出動を背景に、31年ぶりの高値を付けた日経平均株価を受け、清田氏は「年を通せば堅調だった」と語った。
【時事通信社】 〔写真説明〕大納会で手締めの音頭を取る東京証券取引所の川井洋毅執行役員(中央奥)=30日午後、東京都中央区(代表撮影)
PR
PR
PR