- 2021/01/08 掲載
銀行貸出、伸び率過去最高=コロナ禍で5.3%増―20年末
全国銀行協会が8日発表した預金・貸出金速報によると、全国の銀行112行の2020年末の貸出金残高は、前年末比5.3%増の534兆4667億円だった。10年連続の増加で、伸び率は1999年10月の統計開始以来、年末としては過去最高。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、企業向け融資が積み上がった。
貸出金残高の伸び率は、リーマン・ショック時(08年末)の4.6%を大きく上回った。残高は政府の資金繰り支援策を背景に、20年3~6月に大幅に伸びた後、年末まで高止まりが続いた。
【時事通信社】
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