- 2021/01/14 掲載
12月の金ETF保有高、2カ月連続で減少 20年は過去最大の伸び
WGCによると、金ETFが保有する金の残高は昨年1年間で876トン増加した。これは世界の年間生産量の約4分の1に当たる。年間の増加幅としては、これまでの最高記録だった2009年の646トンを大きく上回った。
保有高は3751トン、金額にして約2250億ドルとなった。
昨年終盤にかけては、新型コロナワクチンの接種が始まったことや、景気回復の恩恵を受ける資産への関心が再び高まったことなどから、金への投資は減速した。
金価格は1トン=1850ドル前後と、8月に付けた最高値(2072.50ドル)から下落し、ETFの金保有高は11月に109トン、12月に40トン、それぞれ減少した。
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