- 2021/01/16 掲載
米鉱工業生産、12月は0.9%上昇に加速 8カ月連続プラス
11月の製造業生産指数は0.8%上昇。同指数の上昇は8カ月連続。需要がサービスからモノにシフトしており、製造業の下支えになっている。
12月は自動車・部品が1.6%低下。自動車を除く製造業は1.1%上昇した。
第4・四半期の製造業生産は年率換算で11.2%上昇した。
製造業以外も、公共事業が6.2%、鉱業が1.6%それぞれ上昇。これにより、鉱工業生産指数は1.6%上昇し、前月の0.5%上昇から加速。第4・四半期は8.4%上昇となった。
企業がどれだけ資源をフル活用しているかを示す稼働率は、製造業が0.7%ポイント上昇の73.4%。全体の稼働率は1.1%ポイント上昇の74.5%となった。1972─2019年の平均を5.3%ポイント下回った。
FRB当局者は、経済のスラック(需給の緩み)を見る指標として稼働率に注目している。
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