- 2021/01/19 掲載
マクニカ、「マクニカモビリティデータプラットフォーム」の提供を開始
■名称:マクニカモビリティデータプラットフォーム(MMDP)
■提供開始日:2021年2月1日
Society5.0によるデジタル化要求が高まる中、テクノロジーの活用を通じ、今までにない新たな価値を生み出すことで、これまでの社会課題を解決できることが期待されています。マクニカは、自動運転などのモビリティサービスの提供において過疎地における移動サービスなどの社会実装などを通じ近年実績を積んできております。
モビリティを活用した取り組み(例えば、道路インフラ・業務用車両の予知保全、建設機械への接触予防、配車の最適化など)では、具体的には道路インフラの状態を画像で診断する、車両周辺にいる人や物体をリアルタイムに検知するなど、あらゆるデータを活用してお客様自身で新たなモビリティサービス(MaaS)を立ち上げることになります。
これらを実現するモビリティデータの利活用においては、車両走行データ(フリートデータ)、センサーデータ(カメラ、LiDAR、GNSS/IMU)など、データ量の増加や処理内容の高度化に伴い、大容量且つ高精細な時系列データ・動画像の遠隔収集、AIによるデータ分析基盤が必要となります。
しかしながら、実際の現場(エッジ側)でデータを収集し、クラウド側にて分析を行うと、エッジ・クラウド間のリアルタイム性・信頼性が確保できずデータの同期が取れない、また、AIによるデータ分析においても、「現場環境の変化などの影響によりAIへの入力データが学習時から変わることでAIの推定精度が低下する」など課題がありました。
実運用においてAIが同じ精度を保ち続けることは難しく、管理には膨大な工数と手間がかかります。AIの推定精度を高く維持するためには、運用中においてもデータを取り続け、絶えずAIを再学習できるように、データとAIを管理、運用できる仕組みが必要になります。
このような課題に対してマクニカは、データの収集・蓄積をリアルタイム性且つ信頼性を確保したうえで、AIモデルの精度監視・再学習・アップデートを行い、高い精度でAIを維持可能なプラットフォーム「マクニカモビリティデータプラットフォーム(MMDP)」を用いることで、お客様のユースケースに合わせたさまざまなサービスを提供します。
AIモデルの実行環境は、ご利用環境に合わせてクラウド、エッジどちらでも選択可能なハイブリッド構成でのご提案が可能です。これによりモビリティ、建設、物流、農業、ロボティクスなど、様々な分野におけるモビリティデータ・AIを軸とした革新的で拡張性の高いDX化に大きく寄与します。
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