- 2021/01/21 掲載
パーソルP&T、社員の健全な“複業”促進を支援するサービスの先行受付を開始
■本サービスの社会的意義
昨今の社会環境の変化に応じて、副業を認める企業が増加しています。特に、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、社員の雇用を守ることを目的に副業・兼業を進めていく企業も増えていますが、企業にとっては、社員の副業活動の状況をいかに把握・管理していくかが課題となっています。また、パーソルP&Tが2020年12月に全国の会社員(20~59歳)を対象に行った「副業の潜在ニーズに関する意識調査」では、副業未実施者においても、副業がキャリア開発につながると考える割合が62.3%に上ることが分かりました。
しかし、企業や社員双方で副業・兼業ニーズが高まる一方で、課題やネガティブな印象が先行し、制度設計やキャリア活用までには至らない企業が多いのも事実です。
パーソルグループでは、多様なはたらき方の推進と多様なキャリアパス支援の取り組みとして、「Diversity,Inclusion&Equality(ダイバーシティ、インクルージョン&イクオリティ)」(※1)を掲げており、その中の取り組みの一つとして「複業」があります。パーソルグループでは、副収入だけを目的とした「副業」ではなく、社員の自律的な成長を促す目的で「複業」と表現し、複業制度を導入しています。
(※1)パーソルグループ「Diversity,Inclusion&Equality」の取り組みについて
https://www.persol-group.co.jp/ing/2019/20190125_3151/index.html
パーソルP&Tでは、このグループ方針を受けて、2020年6月より、企業と社員の新しい関係性を築くための取り組み「複業促進モデル実証プロジェクト」を開始しており、自社を含む数社で複業実証を進めてきました。その結果、企業が複業を適切に進めるためには、複業に関する適切な情報提供、社員のコンディションを守るセルフマネジメント支援、そして複業活動における効果の可視化が求められていることが分かりました。また、社員の自律的な成長を支援するために複業制度を検討する企業が増えてきていることも明らかになりました。
企業にとって複業を促進することは、様々な変革が求められるこれからの時代において、社員に新たな成長機会を提供するための重要な人事戦略となります。単なる副業許可制度ではなく、企業と社員の成長につながる適切な複業促進を支援するため、パーソルP&Tでは「プロテア」を企画し、開発しました。
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