- 2021/03/09 掲載
物価の大幅上昇見込まず、経済「慎重ながら楽観視」=英中銀総裁
インフレの「虎」が覚醒しているとして注意を促したハルデーン理事とは一線を画した格好だ。
コロナ感染者の減少やワクチンの普及でトンネルの先に光明が差し込んでいると指摘。先週発表された雇用支援策の延長に触れ、失業率の悪化を抑える一助になると評価した。同時に、延長終了後に失業率の悪化が完全に収まる可能性は低いとも付け加えた。
金融政策については、中銀の超低金利政策や債券買い取りプログラムが景気を下支えする中、「私の見解では現在の金融政策スタンスが十分に正当化される」と表明。インフレ率を2%の目標に戻し、その水準を維持することが中銀の役割と強調した。
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