- 2021/03/30 掲載
2月国内生産、9.1%減=半導体不足の影響続く―自動車大手8社
自動車大手8社が30日発表した2月の国内生産台数は、合計で前年同月比9.1%減の66万6751台と2カ月連続のマイナスとなった。世界的な半導体不足が解消せず、部品の調達難が続いており、減産を強いられた。
ホンダとSUBARU(スバル)は3割減。ホンダは鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)の稼働を5日間停止し、スバルでも生産調整が続いた。自動車用半導体をめぐっては、半導体製造大手ルネサスエレクトロニクスの主力工場で3月に火災が発生した。自動車大手関係者は「当面、半導体不足による生産への影響が続く」と警戒する。
唯一、プラスに転じた日産自動車では、昨年秋に北米向けに発売したスポーツ用多目的車(SUV)「ローグ」の新型モデルが台数を押し上げた。
【時事通信社】
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