- 2021/04/10 掲載
FRB支援策縮小、後手に回るより早期着手を支持=ダラス連銀総裁
カプラン総裁は投資に関するオンライン会議で「尚早な対応は避けたいが、後手に回ることも避けたい」とし、新型コロナウイルスによるパンデミック(世界的大流行)が収束し、完全雇用とインフレ目標達成に向けた明確な進展が確認されれば、国債買い入れプログラムの縮小を手始めに、「FRBの特別措置の一部」の引き揚げを支持すると述べた。
その上で、FRBが月額1200億ドルのペースで実施している債券買い入れの縮小に着手する時期を見極めるため、「向こう数カ月」にわたりデータと予測を注視すると述べた。
カプラン総裁はこれまでに、来年利上げに着手すべきと主張しているFRB当局者4人の1人だと明らかにしている。
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