- 2021/04/14 掲載
ACCESS Europe、Stingrayと協業、カーユーザーへ多彩な音楽配信サービスを提供
本協業により、ACCESS Europeは、ACCESSの車載インフォテインメント(In-Vehicle Infotainment、IVI)プラットフォーム「ACCESS Twine(TM) for Car 3.0(以下、Twine4Car)」および車載向けアプリストアにて、Stingrayの幅広いローカル/グローバルなコンテンツを車内で利用可能にしていきます。
ACCESS Europe 最高経営責任者(CEO) Dr. Neale Fosterは、
「ラジオは、その手軽さ、番組の地域連動性から、長い間ドライバーにとって人気のエンターテインメントでした。コネクテッドカーの時代を迎えた今、ラジオは、こうした基盤を足掛かりに、ストリーミング配信という新たなユーザーエクスペリエンスを創出し、自動車業界にデータ主導型の長期的なカスタマーリレーションを構築する素晴らしい機会をもたらします」と述べています。
Stingray 社長 兼 共同創業者 兼 最高経営責任者(CEO) Eric Boyko氏は、
「Stingrayは、音楽ファンが居場所を問わず楽しめる新たなエンターテインメントプラットフォームを提供できるように取り組んでいます。自動車は、配信サービスにとって次に開拓すべき重要な領域であり、『Twine4Car』を通じて当社プラットフォームと何千時間分ものコンテンツがいつでもどこでも、つながるようになることを嬉しく思います」と述べています。
Stingrayは160カ国に4億人を超える加入者を有しています。同社のマルチプラットフォームソリューションでは、オーディオチャンネルと動画の豊富なラインナップ、世界中の100以上のラジオ局、テレビチャンネル、プレミアムSVOD(Subscription Video on Demand)サービスを提供しています。また、6,000万以上のテレビ保有世帯が利用しているStingrayの人気カラオケサービスも本協業の対象となります。1万5,000曲以上から選べるカラオケでは、有名アーティストの曲やヒットチャート上位曲、ディズニーの定番ソングなどを取り揃えています。
「Twine4Car」は、多数のパートナー企業からのコンテンツや、多様な市場向けの幅広いアプリ、テレビシリーズ、VODコンテンツを利用できるようにすることで、自動車業界とコンテンツ業界間の障壁を解消し、自動車メーカー(OEM)における著作権関連の複雑な業務を不要にします。また「Twine4Car」により、自動車メーカーは、すべての車載サービスのハブとして機能する、完全に自社ブランド化されたユーザーインタフェース(UI)を手に入れることができ、自動車販売後も新たなカスタマーリレーションの構築が可能になります。
Fosterは、「コネクテッドカー時代の到来により、コンテンツ配信は新たなカーエクスペリエンスに向けた最も重要なサービスとなるでしょう。『Twine4Car』を通じて、自動車メーカーは戦略的優位性を獲得し、新たなカスタマーリレーションの構築において他社に先んじることができます」と述べています。
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