• 2021/04/15 掲載

景気判断、2地域引き下げ サービス消費中心に厳しさ=日銀報告

ロイター

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[東京 15日 ロイター] - 日銀は15日に公表した地域経済報告(さくらリポート)で、全9地域中、2地域の景気判断を引き下げる一方、7地域は据え置いた。多くの地域で、新型コロナウイルスの影響でサービス消費を中心に引き続き「厳しい状態にある」としつつ、全体としては「持ち直し基調にある」または「持ち直しつつある」などとした。

需要項目では、個人消費で判断引き下げが目立つ一方で、生産や設備投資では判断を引き上げる地域が多かった。

景気判断を引き下げたのは、北海道と東北。個人消費は中国と九州・沖縄を除く7地域で判断を引き下げた。中国は「サービス消費はなお厳しい状態にある」とし、弱い状況が続く中での判断据え置きとなった。

生産は北海道・東北・北陸・近畿・四国の5地域、設備投資は東北・関東甲信越・近畿・中国・四国・九州沖縄の6地域で判断を引き上げた。生産では、半導体の供給不足で自動車の増勢が鈍化する一方、電機、電子デバイス、一般機械などで強さが見られた。

日銀本店管轄下のはん用機械企業では「昨年末以降は建機向けが急回復」と指摘。「足元では産業用ロボット向けの需要も週を追うごとに増えるなど、機械投資の回復に手応えを感じている」と述べている。

*内容を追加しました。

(和田崇彦 編集:青山敦子)

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