• 2021/04/16 掲載

米シティ、第1四半期は大幅増益 豪中などで消費者事業撤退

ロイター

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[15日 ロイター] - 米金融大手シティグループが15日発表した第1・四半期決算は、景気回復と投資銀行業務の拡大で利益が予想を上回った。一方、オーストラリアなど一部の海外事業から撤退することを発表した。

利益は79億4000万ドルで、前年同期の25億4000万ドルの3倍に増加。新型コロナウイルス流行による貸倒引当金を戻し入れたほか、引受収入が増加した。

UBSのアナリスト、ソール・マルティネス氏は、3月1日に就任したジェーン・フレイザー最高経営責任者(CEO)について、「収益性を高める戦略的変革を行う切迫感を的確に伝えている印象だ」と述べた。

フレイザー氏はその一環で、豪州、中国、インドなどアジアや欧州の13市場で、競争力のない消費者向け事業から撤退すると発表。時期は明らかにしていない。

投資銀行部門の利益は、株式引受手数料の増加で46%急増。シティグループは、特別買収目的会社(SPAC)の資金調達で業界を主導している。

超低金利の影響に加え、消費者がデビットカードでの買い物やローン返済を増やしたことも影響し、総収入は前年同期比7%減の193億ドル。業績を示す指標として注目される引当金計上前の利益は18%減少し、クレジットカード部門の収入が18%減となったことが大きな要因になった。純金利収入は前年同期比12%減の101億7000万ドルだった。

市場・証券部門の収入は2%増加した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます