- 2021/04/19 掲載
日産、上海自動車ショーで低燃費SUV・中国向け環境車戦略公表へ
年内の中国市場投入を予定するエクストレイルの新規モデルには、低燃費の3気筒ガソリンターボエンジンを搭載。ただ、関係者の1人によると、同様の動力源を用いた乗用車は中国で人気がないため、苦戦する可能性もあるという。それでもなお、日産にとっては新型エクストレイルの「成功が必須」だと関係筋は語った。
一方、アシュワニ・グプタ最高執行責任者(COO)は19日に日本から上海の記者向けにテレビ会見を行い、同社の中国向け環境車がハイブリッド技術と電気自動車(EV)の2本柱からなると説明する見通し。
同社は今年1月、中国を含む主要市場に投入する新型車を2030年代の早期に電動車にすると発表した。原料の採掘から自動車のリサイクルまで、事業に関わる全ての工程で2050年までにカーボンニュートラル(脱炭素化)を目指す。
関係筋によると、日産は中国で年内にEV「アリア」の先行予約の受け付けを開始する。また、セダン「シルフィ」のハイブリッド版を年内に、エクストレイルのハイブリッド版は来年にも発売する計画。
日産の広報担当者は上海モーターショーについて、エクストレイルの新規モデルを公開し、中国でのハイブリッド技術の導入計画を明らかにすると確認した。
PR
PR
PR