- 2025/05/07 掲載
米国株式市場=続落、ダウ389ドル安 関税巡る不透明感で
[ニューヨーク 6日 ロイター] - 米国株式市場は続落して取引を終えた。トランプ大統領とベセント財務長官が関税を巡り発言したが、合意時期についてほとんど明確にならなかった。
トランプ氏は6日、政権が今後2週間で貿易相手国とのディールの可能性を精査し、どれを受け入れるかを決定すると述べた。また、カナダのカーニー首相と初めて会談したが、関税を巡る決定はなかった。
一方、ベセント財務長官は、早ければ週内に主要貿易相手国の一部と貿易協定を巡る合意を発表する可能性があると述べた。
インガルス&スナイダーのシニアポートフォリオストラテジスト、ティム・グリスキー氏は「トランプ氏は公平な競争条件が得られれば非常に喜ぶだろう」とした上で、大きな不確実要素は中国で、非常に手ごわい交渉相手になるのは間違いないと指摘。欧州連合(EU)やカナダとの交渉も容易にはならないとの見方を示した。
米商務省が6日発表した3月の貿易赤字は、前月比14.0%増の1405億ドルと、過去最大となった。関税導入を前にした企業の駆け込み輸入が背景。
トランプ氏は5日、医薬品に対する関税を今後2週間内に発表する考えを示した。
ヘルスケアセクターは2.8%安と、S&Pの主要11業種で最大の下落率となった。イーライ・リリーが5.6%、モデルナが12.3%、それぞれ下落した。
電力大手コンステレーション・エナジーは四半期決算を受けて10.3%上昇した。
一方、データ分析のパランティアは12%急落。四半期売上高が小幅な予想超えにとどまり、利益も予想並みだったことから失望が広がった。
ニューヨーク証券取引所では値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を1.35対1の比率で上回った。ナスダックでも1.82対1で値下がり銘柄が多かった。
米取引所の合算出来高は142億4000万株。直近20営業日の平均は179億5000万株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 40829. -389. -0.9 41000. 41164 40759.
00 83 5 19 .33 41
前営業日終値 41218.
83
ナスダック総合 17689. -154. -0.8 17623. 17830 17592.
66 58 7 21 .35 88
前営業日終値 17844.
24
S&P総合500種 5606.9 -43.4 -0.7 5605.8 5649. 5586.0
1 7 7 7 58 4
前営業日終値 5650.3
8
ダウ輸送株20種 13683. -320. -2.2
07 48 9
ダウ公共株15種 1046.2 +9.04 +0.8
1 7
フィラデルフィア半導 4311.2 -44.9 -1.0
体 0 8 3
VIX指数 24.76 +1.12 +4.7
4
S&P一般消費財 1570.0 -13.4 -0.8
4 6 5
S&P素材 528.96 -3.50 -0.6
6
S&P工業 1129.3 -9.72 -0.8
2 5
S&P主要消費財 899.27 -1.52 -0.1
7
S&P金融 817.39 -4.28 -0.5
2
S&P不動産 260.81 -1.81 -0.6
9
S&Pエネルギー 616.18 +0.60 +0.1
0
S&Pヘルスケア 1563.9 -44.3 -2.7
8 1 6
S&P通信サービス 332.36 -1.66 -0.5
0
S&P情報技術 4160.6 -26.2 -0.6
6 4 3
S&P公益事業 408.83 +4.95 +1.2
3
NYSE出来高 11.35億
株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 36820 + 10 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 36750 - 60 大阪比
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