- 2021/05/13 掲載
丹青社、築古不動産をリノベーションし再活性化する新規事業を本格始動
プロジェクトの第1弾として小規模事業者向けの賃貸スモールオフィスブランド「W2(ダブリューツー)」(W2:Wellbeing Workplace(TM)(※1))を立ち上げ、「W2 KODENMACHO」(東京都中央区)をオープンしました。
丹青社は本プロジェクトを通じ、循環型経済の実現に寄与するとともに、新たなにぎわいの創出と、住み続けられるまちづくりへの貢献を目指してまいります。
(※1)「Wellbeing Workplace(TM)」は商標登録出願中です。
■取り組みの背景
バブル期に建てられた多くの中小規模ビルは築30年ほどが経過し、建物や設備の老朽化により稼働率が低下しています。また、中小規模ビルのオーナーの60%以上が60歳以上(※2)と高齢化が進んでおり、事業意欲の衰えや相続問題が発生しています。
また、東京都内の就業者の約6割が従業員500名未満の企業で働いていますが(※3)、こうした企業規模に適した中小規模ビルは新規の供給量が少ないため、都内で働く多くの人々が老朽化したビルで働いていることになります。
そこで、これまで培ってきた空間づくりのノウハウとネットワークを活用し、築古不動産を再活性化するとともに、中小規模の事業者によりよいワークプレイスを提供すべく、2020年4月よりプロジェクトを発足し、事業化に向けた検討を開始しました。不動産価値を向上させ、ビルストックを有効活用できるよう、ワーカーに配慮した働きやすい環境を整備・提供するオフィス賃貸事業および不動産販売事業として本格始動に至りました。
(※2)出典:ザイマックス総研 2020.11.26「ビルオーナーの実態調査2020(本編)」より
(※3)出典:東京の労働力(労働力調査結果)令和2年「企業の従業者規模別非農林業雇用者数」より
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