- 2021/05/19 掲載
オーストラリアの消費者信頼感指数、5月は前月比4.8%低下
一方、前年同月の水準は28.5上回った。100を超え、「楽観」が「悲観」を大幅に上回っていることも示された。
ウェストパックのチーフエコノミスト、ビル・エバンズ氏は「(指数の)低下は、連邦政府予算に対する失望がある程度影響しているかもしれない」との見方を示した。
先週発表された予算には、法人税や所得税の引き下げ、インフラ投資などあらゆる分野での支出増が盛り込まれた。
家計状況を示す指標は5.4%低下、今後1年間の家計見通しを示す指数も6.9%低下した。
今後1年間の経済見通しを示す指数は3.5%低下。4月は10%超上昇していた。今後5年の経済見通しを示す指数も6.7%低下した。
主要家財道具を購入する良い機会かどうかの判断に関する指数は、1.5%低下した。
一方、今後1年で失業率が低下するとの見方が増え、失業率見通しを示す指数は10年ぶり水準に改善した。
住宅価格の見通しを示す指数は163.8で、長期平均を40ポイント上回った。
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