- 2021/05/19 掲載
今年の独成長率予想、3%へ小幅引き上げ=商工会議所
政府予想(3.5%)をなお下回っている。調査はさまざまな業種の2万7000を超える企業を対象に行われた。
DIHKは、輸出中心の工業セクターは慎重ながらも楽観的とする一方で、新型コロナウイルス感染抑制措置が続いているため、ロックダウン(都市封鎖)の影響を受けた業種を中心に懐疑的な見方がまだかなり強いと指摘した。
自動車・機械・電気製品などのメーカーで見通しが最も明るいとし、「重要な市場である中国と米国の景気回復により独製品の需要が高まっていることが要因の一つ」と分析した。
調査によると、40%の企業が半導体など部品不足を見通しの最大リスクの一つに挙げた。
「供給のボトルネック、貿易規制、世界的な需要の高まりにより、木材・プラスチック・建築材料・鉄鋼などの価格が現在急上昇している」と指摘した。
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