- 2021/05/21 掲載
仏総合PMI速報値、5月は57.0 昨年7月以来の高水準
ロイターのエコノミスト予想である53.7を上回り、好不況の分かれ目となる50も大幅に上回った。
新型コロナウイルス感染による全国的な封鎖措置が解除されたことで繰延需要がでており、経済回復に向けて準備が整った。
コロナ対策で最も大きな打撃を受けたサービス部門は特に力強い回復を見せ、4月の50.3から56.6に大幅に上昇。予想の53.0も上回った。
製造業は20年ぶり水準に近い59.2に上昇し、前月のさらに58.9から改善。エコノミスト予想の58.5を上回った。
IHSマークイットのトレバー・バルチン氏は「サービス業は生産と新規受注の両面で、5月の成長全体をけん引した。一方、製造業は引き続き比較的速いペースで拡大した」と指摘。
ただ、製造業は引き続き供給面の不足や遅延に悩まされており、納入までの平均時間は調査開始以来最も速いペースで伸びているという。
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