- 2021/05/25 掲載
ネットワールド、札幌学院大の学生・教員向けファイルサーバーをリニューアル
札幌学院大学は、学生が個人のファイルなどをファイルサーバー上に置き、各自の環境を利用できるようにしていますが、ユーザーのデータ容量が増加したことで、Windowsのログインに時間がかかり、すぐに授業を開始できないなどの問題がありました。また、学生向けの領域を1GBしか提供できなかったため、大容量データを用いた研究・教育活動に支障がありました。
新しい環境は、AFF C190がプライマリ/バックアップ用に1台ずつ導入され、プライマリのAFF C190に保存されたデータは、筐体間ミラーリング機能「SnapMirror」を利用して、バックアップ用AFF C190へ日次バックアップされます。使用頻度の低いデータは、自動階層化機能「FabricPool」を用いてAWS S3へ転送。クラウドと連携することで、万一キャンパスが被災した場合にも、確実にデータを保護できるようになりました。
また、スナップショット機能で7世代分のスナップショットを保存しており、教員や学生が誤ってデータを消してしまっても、速やかに復旧できます。
課題となっていたログイン時間は、以前約5分を要していたのに対して、1/7以下の約40秒に短縮されました。
また、圧縮・重複排除やデータコンパクションなどの機能を活用することで、容量を約1/15に削減できることから、約3,300名の学生に8GB、約100名の教員に10GBを提供可能となりました。
システムの提案・導入は、ネットワールドのパートナーであるネットワンシステムズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 社長執行役員 竹下 隆史)が担当し、提案の構成などの迅速・丁寧な協力、保守フェーズも含めて、ネットワールドの支援が高く評価されました。
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