- 2021/06/02 掲載
中国副首相と米財務長官が会談、米中経済関係の重要性で一致
[北京 2日 ロイター] - 中国の劉鶴副首相とイエレン米財務長官はアジア時間2日にビデオ会談を行った。中国国営新華社によると「2国間の経済関係について非常に重要」との認識で一致した。
マクロ経済状況や2国間・多国間協力、共通の懸念などについて意見交換を行ったという。
新華社は「共通の関心事項について率直に意見を交換し、対話を維持する意思を表明した」と伝えた。協議内容の詳細は明らかにされていない。
米財務省は「イエレン長官はバイデン・ハリス政権による継続する力強い景気回復の支援策、および米国の利益に関係する分野での協力のほか、それと同時に懸念される問題に率直に取り組むことの重要性を協議した」との声明を発表した。
劉氏は米中通商協議で中国側の代表を務めている。バイデン政権の高官とバーチャル形式で会談するのはこの1週間で2回目。5月26日には米通商代表部(USTR)のタイ代表と意見交換した。
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