- 2021/06/15 掲載
エクサウィザーズ、オンライン1on1支援AIサービス「HR君1on1」バージョンアップを実施
■「HR君1on1」について
急速に活用が進んでいる1on1について、現場のマネージャーからは「自分の1on1が上手くできているか分からない」、人事部からは「実際に1on1で上司は部下の話を十分に聞けているだろうか」等の声がよく聞かれます。これらは共に、1on1の質を把握できないことに起因する課題であると同時に、組織における1on1の成果向上を妨げる要因にもなっています。また、従来は1on1の質を把握する方法としてアンケート調査が用いられてきましたが、上司部下の関係性の中で率直な内容を伝えるのが難しく、正しい情報が手に入らないといったことも課題となっていました。
「HR君1on1」は、1on1の動画と音声をAIで解析し、客観的なフィードバックを提供することで、テレワーク時における質の高いコミュニケーションの実現をサポートするオンライン1on1支援AIサービスです。今回のバージョンアップでは、動画アップロードからレポート閲覧までの時間を大幅に短縮したほか、振り返りワークシート機能を実装しました。これにより、マネージャーは記憶の新しい当日中に1on1を振り返りながら次回の改善アクションを決めることができるため、毎回の1on1改善サイクルをより効果的に回すことが可能になりました。
■客観的なフィードバックが生み出す効果
これまで本サービスを利用した一部のユーザーに調査を実施したところ、話す割合やスピード、表情等の客観的なフィードバックをうけることで65%の利用ユーザーが「1on1において具体的に変えようと思う行動がある」と回答しています。(n=20)また、残り35%が「漠然とだが変えようと思っている」と回答し、「意識して実施する行動はない」は0%という結果となりました。
実際に同サービスを当社で実施した結果、マネージャーの1分あたりのあいづちの回数が3.9回から6.3回に増加し、メンバーの話す割合においても37%から78%に増加するなど、オンライン1on1における行動に明確な変化がみられ、コミュニケーションの質が向上する効果がありました。
今後はさらに1on1の価値を高めるために、効果的なフィードバック項目を拡充する予定です。また、1on1の定量化データと営業数字やエンゲージメントデータなどを組み合わせて解析し、組織成果や個人の成長につながる1on1のスタイルを科学的に明確にするとともに、より良い1on1コミュニケーションの実現を通じて、企業の持続的な成長をサポートしていきます。
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