- 2025/08/19 掲載
いまだ拡大するコンサル業界、「92社カオスマップ」で判明…唯一縮小した“あの領域”
18万人産業となったコンサル業界、次の主戦場はAIとグループ力
コンサル業界の規模は18万人超にリブ・コンサルティングによると、2025年のコンサルティング業界の社員数は18万4463人。前年版カオスマップに掲載された企業は8428人増え、約6%成長した。前年版(2024年)のマップに掲載された86社から、今年は92社に拡大した。一方で、カテゴリー別に見ると多くが成長を続ける中、戦略系は前年比で唯一の減少となり、業界全体の拡大傾向とは対照的な動きが浮かび上がった。
生成AI市場は総合ファームが主導
生成AI関連では、AI特化のブティックファームも登場しているが、市場の主導権を握るには至っていない。デジタル化やAI活用は各社の標準機能となり、むしろ豊富な人材基盤と顧客網を持つ「総合×デジタル」系ファームが案件を獲得。PoC(概念実証)から全社実装までを支援できる総合力が強みとなっている。
「グループ総力戦」へのシフト
業界構造は個社単独の競争から、企業グループとしての競争へ移行している。大手総合ファームを中心に、戦略・M&A・業務改革などの専門会社を傘下に収め、ワンストップの価値提供を加速。広告代理店、総合商社、大手SIerなどB2B大手によるコンサル企業への出資も2024年の14社から2025年は20社に増加した。
一部内容に誤りがありました。ご迷惑をおかけした読者・関係者にお詫び申し上げます。本文は修正済みです。
誤:前年の14万4519人から8428人増え、約6%成長した。
正:前年版カオスマップに掲載された企業は8428人増え、約6%成長した。
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