- 2021/06/18 掲載
テスラ車事故30件を米当局が調査、運転支援システム使用巡り
特別事故調査プログラムの下で調査中の衝突事故について、詳細を記したリストを公表した。
NHTSAはこれまで、一部テスラ車の事故調査について明らかにしていたが、同社の運転支援システム「オートパイロット」との関連が疑われる事故についてNHTSAが調査している全案件の詳細はロイターに対して開示していなかった。
30件の事故のうち3件について、NHTSAはオートパイロットの関連を排除し、うち2件について報告書を既に公表している。
テスラは現時点でコメントの要請に応じていない。
NHTSAは以前、テスラ車について28件の特別事故調査に着手し、うち24件は調査を継続中としていた。NHTSAのリストには、オートパイロットの使用が不明の19年2月の事故も含まれている。
調査担当者らはこれまでに、16年以降の死亡事故では少なくとも3台のテスラ車でオートパイロットが作動していたと述べている。
NHTSAのリストによると、同局は今年3月以降、テスラ車の事故について新たに8件の調査を開始した。
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