- 2021/06/18 掲載
インド独禁法調査再開に異議、フリップカートとアマゾン
インド競争委は昨年1月、両社が電子商取引プラットフォームで一部の販売業者を優遇するとともに、大幅な値引きで競争を阻害しているとの訴えを受け、調査を開始した。
両社は不正を否定し、調査開始後すぐに異議を申し立てたため、1年余りにわたり調査が停滞していた。ただ、南部カルナタカ州の高裁は先週、両社の訴えを退け、調査再開が可能との判断を示した。
フリップカートは今月16日に再び上訴し、高裁の判断は誤りで、保留にする必要があると主張した。
ロイターが確認したフリップカートの訴状は「現行の上訴の判決を待つ間に調査が進められれば、原告側に取り返しのつかない損害が生じる」と主張。競争委の当初の調査指示の無効化も求めている。
関係筋2人によると、アマゾンも同様に上訴した。
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