- 2021/06/22 掲載
「早期の復配目指す」=業績悪化、総会で釈明―内田日産社長
日産自動車は22日、横浜市の本社で株主総会を開いた。業績悪化で2021年3月期の通期配当が無配となったことについて、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)は「足元(の業績)は回復基調に入った。早期の復配を目指す」と株主に理解を求めた。固定費削減など事業構造改革の成果も踏まえ、3期連続の赤字を食い止める決意を示した。
株主からは、株価対策について質問が出された。内田氏は「納得のいくレベルに達していないのは重々承知している」とした上で、事業構造改革を進めることで「日産の強みや株価への成果がこれから出てくる」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕定時株主総会に出席した日産自動車の内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)=22日、横浜市の同本社(日産自動車提供)
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