- 2021/06/25 掲載
三菱自、独で罰金33億円=排ガス検査、過失認め
三菱自動車が排ガス不正の疑いでドイツ検察当局から捜査を受けていた問題で、同社と現地子会社が計2500万ユーロ(約33億円)の罰金を支払っていたことが25日、分かった。意図的な不正ではなかったが、三菱自は監督義務を怠ったなどの過失を認めた。
独当局は、三菱自のディーゼル車の一部に検査時のみ有害物質の排出量を抑える装置が搭載されているとの疑いで、昨年1月から捜査していた。日本での販売車両は対象になっていないという。
三菱自は、2015年に発覚した独フォルクスワーゲンの排ガス不正後に検査が厳格化され、対応が追い付いていなかったと説明している。
【時事通信社】 〔写真説明〕
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