- 2021/06/25 掲載
会長続投を否決=新規事業に異論―山口FG
山口フィナンシャルグループは25日、吉村猛会長が代表権のない取締役に退いたと発表した。吉村氏が務めていたグループ最高経営責任者(CEO)には椋梨敬介社長が就いた。会長職は空席となる。同日開催した定時株主総会後の臨時取締役会で、会長続投議案が否決される異例の事態を受けた措置。
記者会見した椋梨社長は、吉村氏が十分な社内合意がないまま新規事業案件を進めようとしたことを、取締役会が問題視したと説明。「新体制では対話を重視し、これまで以上に積極的かつスピーディーに改革に取り組む」と述べた。
【時事通信社】
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