- 2021/07/01 掲載
がんこフード、賞味期限改ざんで創業者辞任=菓子でも発覚
和食チェーンを運営するがんこフードサービス(大阪市)が菓子「とうふショコラ」の賞味期限を改ざんしていたことが1日、分かった。5月に発覚した冷凍食品「笹蒸し寿司」と同様の不正で、創業者の小嶋淳司会長は6月27日付で引責辞任した。
冷凍ずしの改ざん発覚後に設置した調査委員会が菓子の不正を確認した。2019年12月に賞味期限を迎えた商品の表示を改ざんし、20年1~3月に販売していた。冷凍ずしでも新たに236箱の改ざんが明らかになった。
健康被害などの報告はないと説明しているが、小嶋氏は「都合の悪い事柄を隠す組織風土の劣化を見極められなかった」と謝罪コメントを発表した。
【時事通信社】 〔写真説明〕がんこフードサービスの小嶋淳司会長=2007年、大阪市北区
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