- 2021/07/01 掲載
5Gで迫力観戦=大画面や拡張現実で―五輪競技
東京五輪・パラリンピック組織委員会は1日、NTTや米インテルと協力し、大会で通信の高速大容量規格「5G」を活用した迫力ある観戦体験を提供すると発表した。セーリング、ゴルフ、競泳の各会場で、大画面ビジョンや拡張現実(AR)を利用する。いずれもチケットを購入した観客や関係者向け。
セーリングでは、沖に出た選手をドローン(小型無人機)や船に搭載した高精細の4Kカメラ4台で撮影。大容量の映像データを合成して洋上に設置する幅50メートルの大画面に映すことで、間近で見ているような臨場感を得られるという。
ゴルフ会場では、離れた場所で同時に進行している競技の映像や情報を手元のタブレットなどで楽しめる専用アプリを提供。競泳では、競技と出場選手らのデータを合わせて見ることのできる眼鏡型端末を一部関係者向けに用意する。
【時事通信社】 〔写真説明〕東京五輪・パラリンピックでNTTが提供する5G技術を用いた高精細ワイドビジョンによるセーリング競技観戦体験のデモンストレーション=1日午後、東京都千代田区
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