- 2021/07/01 掲載
川崎汽船、内部データ流出の恐れ=サイバー攻撃、闇ウェブで販売か
川崎汽船がサイバー攻撃を受け、内部データが流出した恐れのあることが1日、分かった。匿名性の高いインターネット空間「ダーク(闇)ウェブ」上のサイトで販売されているもようだ。同社は「海外子会社が保有する情報が流出した可能性がある」と公表。外部からの情報で闇ウェブに掲載されていることを把握しており、既に国内外の捜査当局などに報告して確認を急いでいる。
闇ウェブで川崎汽船のデータを販売していると主張するサイトには、同社の財務関係書類や契約書、顧客などの情報が含まれると記載されている。同社は3月にサイバー攻撃を受けて業務システムに一時障害が発生した。今回判明した件との関係については「現時点では分かっていない」という。
【時事通信社】 〔写真説明〕サイバー攻撃で内部情報が流出した可能性がある川崎汽船のデータを販売していると主張するダーク(闇)ウェブ上のサイト=1日
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