- 2021/07/01 掲載
セブン&アイ、海外店舗網を拡大=25年度6万5000店
セブン&アイ・ホールディングスは1日、2025年度までの中期経営計画を発表した。海外の店舗数を現在の5万2000店から6万5000店に拡大。国内事業が頭打ちとなる中、手続きが完了した米コンビニエンスストア「スピードウェイ」の買収に加え、北米以外でも買収を視野に店舗網を広げる。海外需要を取り込んで成長したい考えだ。
計画によると、北米以外の海外では新たな地域への出店も進め、店舗数を3万9000店から5万店に増やす。スピードウェイ買収で1万3000店超となった北米では、1万5000店に拡大。自主企画商品など国内のノウハウを提供して成長を加速させる。
井阪隆一社長はオンラインで記者会見し、「北米事業での大きな成長が見えてきた。北米以外にも目を向けたグローバルな成長が一層必要になる」と強調した。
【時事通信社】 〔写真説明〕
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