- 2021/07/12 掲載
年限20年超の米国債ETFに資金流入、利回り低下受け
このうち、約4億4700万ドルが過去1週間に流入した。
ブラックロックのiシェアーズ債券投資ストラテジスト、Dhruv Nagrath氏によると、一方で残存期間7─10年の米国債ETFからは3週間で5億4700万ドルが流出。「市場は引き続き経済再開を織り込んでおり、リスクバランスは利回り上昇に傾いている」という。
米国債は年初に急落したが、ここ数週間に上昇しており、10年債利回りは8日の取引で1.25%まで低下した。
Nagrath氏は、最近のブレーク・イーブン・インフレ率の低下を受けて、年限の短い物価連動国債(TIPS)への資金流入が拡大していると指摘。TIPSのETFには年初から77億ドルが流入した。
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