- 2021/07/13 掲載
景気刺激策の長期化、世界経済のリスクに=ロシア財務相
シルアノフ氏は先週末の主要20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で世界経済の過熱リスクを警告し、できるだけ早期に金融・財政政策を正常化するよう各国に訴えた。「危機対策の長期化は(世界)経済の過熱と不均衡拡大につながる可能性がある」と指摘した。
財政出動に伴うインフレ期待の高まりで一部の国は早急に金融引き締めを行う必要に迫られているとし、政策の正常化や引き締めにより、通貨やコモディティー市場などの変動に対応する必要が出てくると説明。「これらの要因は市場の大幅変動を引き起こし、世界経済の成長に悪影響を及ぼす可能性が高い」と懸念を示した。
PR
PR
PR