- 2021/07/13 掲載
英小売売上高、第2四半期は前年比28.4%増 過去最高の伸び
ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で前年に多くの店舗が閉鎖されていたことからベース効果が主な要因となった。
コロナ感染拡大前の2019年第2・四半期との比較では10.4%増だった。
BRCのヘレン・ディキンソン最高責任者は「英経済が段階的に再開され、累積需要が解き放たれた」と述べた。
英国ではスーパーマーケットはコロナ禍の中、営業を続けてきたが、衣料品店など必要不可欠ではない小売店は今年のほとんどの期間、閉鎖されていた。これらの店舗はイングランドでは4月12日に営業を再開したが、再開の日程は地域によって異なる。
6月単月の小売売上高は19年6月と比べ、13.1%増加。5月の19年比10.0%増から伸びが加速した。
前年同月比では10.4%増加。既存店ベースでは前年比6.7%増だった。
ディキンソン氏は「6月は天気が良かった前半に衣料品や靴の売り上げが好調だったほか、サッカー欧州選手権の開幕に伴いテレビやスナック食品、ビールが好調となった」と述べた。
英銀バークレイズ傘下のバークレイカードが発表した6月の消費支出は、19年6月と比べ11.1%増加した。5月は19年比7.6%増だった。
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