- 2021/07/16 掲載
藤田観光、150億円調達へ=政投銀系ファンドに優先株
ホテル運営大手の藤田観光は16日、日本政策投資銀行の飲食・宿泊支援ファンドを割当先とする優先株を発行し、150億円を調達すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大に伴う利用低迷で悪化した業績を回復させる。併せて、資本金を195億円から1億円に減資することも決定。税制上、中小企業扱いとなることで税負担を軽減する。
優先株は議決権がない代わりに配当が高い株式。調達資金は設備投資のほか、収益が低迷している一部のホテル・レストラン事業の撤退に伴う費用などに充てる。9月27日に開催する臨時株主総会に諮る。
【時事通信社】
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